皆さんはお仕事をされる中で、どのような能力が重要であると思われるでしょうか？
それぞれの仕事に対する知識やスキルはもちろん重要ですが、よりベースとなるような「仕事に対する前向きさ」や「まじめさ」、「積極性」や「コミュニケーション能力」といった資質も重要ですよね。
今回はこうした能力についてと、どのように育てるのかを心理学で紐解いてみます。

認知能力と非認知能力

認知能力と非認知能力について、聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。
『認知能力』とは、客観的にテストなどで数値化して計れる能力のことです。計算力や言語力、記憶力やIQ(知能指数)などがこれに該当します。
対して『非認知能力』とは、客観的に数値化できない能力のことです。意欲や向上心、自制心や協調性、共感能力などがこれに該当します。

かつてGoogleの入社試験では「スペースシャトルの重量を測定する方法を答えよ」
といった奇問が出題され話題になりました。しかし、こうした奇問に答えられる能力と実際の仕事をする能力に相関関係がないことが証明され、現在は廃止されています。
現在は、チームで仕事を進める上での協調性やリーダーシップ、つまり非認知能力を問う試験が行われています。

非認知能力の必要性

これまでも重要性が論じられてきた非認知能力ですが、社会の大きな変化に伴いますますその重要性が提唱されています。
・人生100年時代
私たちの寿命は現在飛躍的に延びつつあります。豊かな人生を長く送る為には、変化に柔軟に対応し自律的に生きることが重要です。そのためには加齢によって衰えることの無い非認知能力が重要視されています。

・AI時代
AIの急速な発達により、私たちの認知能力はAIの能力に凌駕されつつあります。
このような中で私たちがAIとの差別化を図るためには、独創性や社会性、感情や表現力といったスキルを身に付ける必要があります。これらは多くが非認知能力に該当する能力です。

非認知能力と具体的なスキル

ここで挙げた能力やスキルはあくまで非認知能力の構成要素であり一部に過ぎません。
これらの能力は子どもの頃に育まれると考えられますが、大人になってからでも学びを通して高めることは可能です。

非認知能力を高めるには

①目標を設定する
自分が本当にどうなりたいか、どう在りたいかをまとめてみましょう。目標が定まることで、
そこから具体的に何が必要かが見えてきます。

②自分を客観視する
上記の非認知能力を高めるには、自分のどの能力が高くてどの能力が高める必要があるかを把握しましょう。

③自分に必要な能力について学ぶ
高める必要のある能力については、それぞれうまくいっている人から学ぶことができます。
また心理学などを学ぶことも効果的です。

非認知能力はこれからの社会でますます必要なスキルです。
職場での効率や生産性を高めるために留まらず、プライベートや延いては人生にも大事なスキルです。

僕が担当しているNLP(実践心理学)の講座でもそれぞれを具体的な方法と共に学べますので、
ご興味のある方はお近くの校舎にお問い合わせくださいね。

参考

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コンサルタントやカウンセラーなど、
高いコミュニケーション能力を必要とする専門家の多くが活用する心理メソッドです。
「過去（分析）・現在（改善）・未来（応用）」のすべてに有効に働きます。

日常生活や仕事で使えるNLPスキル例

人との関わりに大きな影響をもたらすNLPのスキル。
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【NLP実践心理学】は多種多様な職種に役立つスキルです。
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参考②

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