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日常生活からデザインの勉強ができる
スマホのX(旧twitter)のアイコンの傷が気になり、スマホを何度もこすってしまう今日この頃です。
あの傷なんとかしてほしいですね。黒ベースのアイコンが流行ってるのは何故なんでしょう?
知ってる方がいたら教えてください。
今回は作品制作のデザインで困っている方に向けての記事になります。
就活に必須のポートフォリオを作るための作品制作。
その作品のデザインをどうすればいいのか?または配色は?装飾は?迷うことが沢山あると思います。
作品制作のデザインで困らないように、デザインの勉強方法を紹介します。
デザインの基本ルール
デザインの3要素という言葉があり、それは「配置・形・色」になります。
配置とはレイアウトや構図のことです。
たとえば左右対称のレイアウトをシンメトリーといいますが、シンメトリーのレイアウトにすると安定感が出たり高級感を演出したりできます。
安定感が出るかわりに面白味のない平凡な印象になりがちという側面もあります。
写真の構図で日の丸構図が有名ですが、これもシンメトリーと同じような印象となります
形とは写真やイラストの比率などです。
黄金比や白銀比は有名ですね。
色は「色相・彩度・明度」に分けて配色を検討します。
またRGBやCMYKもよく聞くと思います。
他にレイアウトでのルールでは「近接・整列・反復・コントラスト」が有名です。
すべてのレイアウトの基本と言っていいでしょう。
【近接】
同じ意味合いのものは近づけて(ユニットにして)配置する。
【整列】
配置するときは余白や間隔のルールを決めて配置する。
【反復】
ユニットを一定の間隔で繰り返す。
【コントラスト】
多くしたり小さくしたり目立つ色にしたりして強弱(メリハリ)をつける。
デザインにはルールがたくさん存在します。
もし知らなかったら一度デザインの基本ルールを勉強してください。
普遍のルールになりますので、図書館でデザイン本を借りてでもいいと思います。
校舎によってはデザインセミナーやデザインワークス講座があります。
デザインを勉強したい方にはデザインワークスはおすすめです!
デザインは日常に存在する
デザイン本を読んで勉強する以外の方法も紹介します。
日常生活で見るもの手に触れるもの全てのものが誰かがデザインしたものです。
また空、山、川、海、植物、動物など自然も素晴らしいデザインです。
でも意識しなければ気付かずに通り過ぎてしまいます。
デザインを勉強したいなら日常からデザイナー目線でモノを見るようにしましょう。
具体的は、広告(ポスター、チラシ、DM、名刺、テレビCM、ラジオCM、Webバナーなど)を見たら第一印象で「良い」のか「悪い」のか判断してみましょう。
良い悪いがわからなかったら「好き」か「嫌い」でもOKです。
次になぜ「良い」と思ったのか「悪い」と思ったのか考えてみてください。
さらに、第一印象ではわからなかった細かい部分を見ていきます。写真の加工や比率やトリミング、文字の加工や書体やあしらいなどを見ます。
配色も確認しましょう。一番面積の広いメインカラーは何色か?次に多いサブカラーは?ワンポイントで使われているアクセントカラーは何色?
そうやって目や耳に入ってくるモノをデザイナー目線で分析してみましょう。
この作業を繰り返すことで良い広告を判断できるようになってきます。
良い広告を判断できるようになると自分の作る作品の良し悪しも判断できます。
さらに多くの広告をデザイナー目線で見ることで、デザインの引き出しが多くなります。
デザインは日常に溢れています。それを利用しないのはもったいないです。ちょっと目線を変えるだけなので是非試してください。
最後におすすめのデザイン本を2冊紹介します。
・デザイン入門教室[特別講義] 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~
・なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
どちらもデザインを勉強する最初の1冊目におすすめです。
参考文献・サイトURL
デザイン入門教室[特別講義] 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業www.amazon.co.jp/dp/479735142X
なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
www.amazon.co.jp/dp/4844365177
杉浦 俊哉
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Web/動画
担当
静岡校
所属
1999年4月からフリーランスのWebデザイナー ヒューマンアカデミーの非常勤講師は1997年から。使用しているPCはM1のMacbookAirとM2ProのMac miniです。
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