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【心理・カラー】2023年秋冬の流行色と心理的効果
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心理
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学習に役立つ豆知識・スキル
こんな方に読んでほしい
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心理学、カラーに興味のある方
記事から得られること
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今年の流行色を効果的に日常に取り入れられる
色と心は密接に結びついています。
「赤は情熱」「青は冷静」といった印象がありますね。
また、その時の気分で選ぶ服の色が変わることはよくあるのではないでしょうか。
まだまだ残暑が続き厳しいですが、着実に日は短くなり、秋が近づいてきています。
気候が涼しくなることで服装の幅も広がりますよね。
今回は2023年の秋冬の流行色とその心理的効果をご紹介いたします。
日常にプラスで取り入れてみてくださいね。
①グレー
黒と白の間であるグレーは、中立、中庸、落ち着きの色です。
心理学的には、落ち着き、柔軟性、慎重さ、控え目、などの印象や効果を自分や相手に与えます。
疲れたとき、落ち着きたいとき、一人になりたいときなどに取り入れると効果的です。
また、シンプルで洗練された印象を与えたいとき、相手に謝罪や誠意を伝えたいとき、印象を残したくないときにも効果的です。
②チョコレートブラウン
土や木を連想するアースカラーのブラウンは、安定、安心、落ち着き、温もりの色です。
心理学的には、優しい、温かい、温厚、どっしり、落ち着き、などの印象や効果を自分や相手に与えます。
落ち着きたいとき、地に足を着けたいとき、包容力を持ちたいときなどに取り入れると効果的です。
優しく穏やかな印象を与えたいとき、安心感を与えたいときにも効果的です。
③レッド
太陽や命を連想する原色の赤は、熱さ、強さ、情熱、興奮の色です。
赤はアドレナリンを分泌させ、興奮、緊張状態を作ります。また活力ややる気を増進します。
行動的になりたいとき、自信を持って発信したいとき、元気や活力が欲しいときに取り入れると効果的です。
相手に強い意志や強さを印象付けたいとき、やる気やエネルギーを与えたいときにも効果的です。
④イエロー
幸せや輝きを連想する黄色は、明るさ、新しさ、好奇心、幼さを表す色です。
心理学的には黄色は注目を集めやすい効果があります。
また、黄色には脳の活動を高める効果があり、集中力や記憶力といった知識のインプット、アイデアやひらめきといったアウトプットが高まります。
新しいことにチャレンジしたいとき、学習効果を高めたいとき、コミュニケーションを豊かにしたいときに取り入れると効果的です。
学習に取り入れると最も効果的な色が黄色です。
親しみやすさを与え、良い情報をたくさん持っていると印象付けたいときにも効果的です。
⑤ブラック&ホワイト
正反対の白と黒を合わせたモノトーンは、無機質で、都会的で洗練された色です。
心理学的には、合理的で緊張感を感じさせる色です。
意思をはっきり明確にしたいとき、自分と相手を分けたいとき、判断力や決断力が欲しいときに取り入れると効果的です。
黒の持つ高級感や重厚さ、白の持つ清潔感や完璧さを相手に与えます。
⑥パステルピンク
愛情や恋愛を連想させる淡いピンクは、幸福感や愛を表す優しさの色です。
心理学的には、ピンクは人の心を穏やかで優しくする効果があります。
喧嘩や暴動の絶えなかったアメリカの刑務所では、壁をピンクにしたところ、トラブルが激減しました。
人に優しくなりたいとき、人間関係を穏やかにしたいとき、緊張をほぐしたいときに取り入れると効果的です。
また、淡いピンクは相手の庇護欲を刺激するので、優しくされたいときにも効果的です。
私たちは、色の効果に大きく左右されています。
色を上手に取り入れて活用することで、日常がより効果的になります。
学習や新しいことにチャレンジする皆さんは、是非イエローを積極的に取り入れてみてくださいね!
参考サイトURL
【2023-24秋冬トレンドカラー】6大流行色を発表!
レッド/イエロー/グレーなど色別コーディネート図鑑
https://www.25ans.jp/fashion/trends/a43606568/2023aw-colors-230428/
関 一真
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心理
担当
京都四条烏山校
所属
NLP™トレーナー、心理カウンセラー2015年より京都校、大阪梅田校にて心理学系講座を担当。優秀講師賞受賞。個人で心理カウンセラー、占い師としてクライエント様に相談援助を行う。日本語教師資格保有(日本語教育能力検定試験合格)
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