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【心理学】脳の仕組みを利用して目標達成

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  • 学習に役立つ豆知識・スキル

こんな方に読んでほしい

  • 学習を継続する、試験に向かってなどのモチベーションが上がらない受講生

記事から得られること

  • 「やってみよう」と思える

  • 今すぐ簡単にできることから始められる

  • 心理的な困難さを軽減する

なかなか目標に対してやる気が続かない方へ

脳の仕組みを利用してスムーズに目標達成する方法

資格取得や試験合格、知識やスキルの習得に向けて勉強しようとしてもなかなか続かない…
目標を掲げてもなかなかモチベーションが上がらない…
ついついサボっちゃう…
こんな私には資格取得なんて無理なんじゃないか…

勉強を進める中で、こんなことを感じたことはありませんか?

でも大丈夫!多くの人が同じ悩みを抱えています。
原因は、あなたが怠け者だからでも、モチベーションが低いからでもありません。
誰もが持っている脳の仕組みを理解し活用することで、簡単に解決することができます!

<脳は大きな変化を嫌う>

脳には『安定化志向』という特徴があります。
私たちの脳は、変化がどんなに素晴らしいか分かっていても、 基本的に変化に対して本能的に抵抗します。
これは、私たちが進化する過程で、変化よりも安定を求める特徴を持つ個体の方が生存率が高かったためと言われています。
良くなることは分かっていても、今までの習慣と違うことをするのは何となく嫌、めんどくさい、これは脳の安定化志向の働きによるものだったのです。
一念発起しても続かないのは、脳が変化を検知して元に戻ろうとするからです。

<脳は少しずつなら変化を受け入れる>

脳には一方で『可塑性』という特徴があります。
可塑性の塑は粘土をこねて形を作ることで、 脳も同じようにゆっくり少しずつの変化なら受け入れられます。
新しい職場で最初は緊張したとても、少しずつ慣れていきます。 これも脳の可塑性の働きです。

安定化志向+可塑性=変化は少しずつ

これら2つの脳の仕組みを理解することで、これまでうまくいかなかった勉強の方法を変えることができます。

気合いや根性で頑張っていませんか?

頑張れば頑張るほど、私たちの脳は変化を察知して抵抗します。

大きな最終目標だけを掲げていませんか?
大きな目標を目の前にしても、現実とのギャップを前にモチベーションが下がってしまいます。

目標を決めたら同時に、今すぐ頑張らなくてもできるものすごく小さな行動目標も立てましょう。
「今日はとりあえず教科書を開くだけ」
「今日は過去問1問だけ」
「今日は業界の情報を眺めるだけ」

大切なことは、頑張ることではなく、毎日ほんの少しずつ続けることです。
毎日ほんの少しずつ続けることで、毎日の歯磨きに気合いが要らないように、変化も知らない間に普通になっています。

資格取得や試験合格など、大きな目標を掲げていきなり大きな変化を起こしてしまうと、私たちのモチベーションは数日でダダ下がりしてしまいます。
すぐ達成できる小さな目標をコツコツ積み重ねることで、頑張らなくても効率的に目標を達成することができます。
脳の仕組みを活用して、まずは今すぐできるごくごく簡単なことから始めてみましょう!

関 一真

  • 心理

担当

京都四条烏山校

所属

NLP™トレーナー、心理カウンセラー2015年より京都校、大阪梅田校にて心理学系講座を担当。優秀講師賞受賞。個人で心理カウンセラー、占い師としてクライエント様に相談援助を行う。日本語教師資格保有(日本語教育能力検定試験合格)

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