予定表や日程表などのカレンダー表示を、簡単に作成できないかな…と思ったことはありませんか？

毎月、日付や曜日を変更している方は必見！この方法であれば、簡単に更新できます。

今回は、このような日程表を作成します。

1行目にある、（C1セル）年と（E1セル）月を入力すると、日付と曜日が自動で変わります！

（1）1行目を作成

①A1とB1を結合して、「日程表」と入力します。

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ここは、「スケジュール」や「予定表」など、好きな言葉を入力してください。

②C1セルに2023、D1セルに年、E1セルに7、F1セルに月　をそれぞれ入力します。

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C1セルとE1セルは、今後違う年・月を作成する際に、都度入力しますし、日付表示に利用するので、“年”　と　“月”　は違うセルに分けて入力しましょう。

（2）日付 を作成

①A3セルに、「日付」を入力します。

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②書式設定で、〇日 と表示されるように設定します。

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A4～A34を選択し、書式設定を開きます。（ショートカット [Ctrl]+[1]が便利です）

「ユーザー定義」をクリックし、種類の下に　d”日”　と入力後、右下のOKをクリックします。

③A4セルに、DATE関数を入力します。

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=DATE(年,月,日)となっています。この場合の日は、1日なので、1となります。=DATE($C$1,$E$1,1)と入力します。
この時、C1セルとE1セルは、絶対参照にしてください。

C1セルをクリックした時にF4を押すと、絶対参照（$C$1）になります。（E1セルも同様に）

入力後、[Enter]を押します。A4セルが、“1日”と表示されます。

④A5セルが2日と表示されるよう、A4セルに１を足します。

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=A4+1　と入力後、[Enter]を押します。

⑤A5セルの右下へマウスを動かし、カーソルが＋に変わったら、A31まで、ドラッグしてコピーします。

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28日まで表示されます。

⑥29日、30日、31日の表示・非表示を、IF関数を使って設定します。

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=IF(DAY(DATE($C$1,$E$1,29))=29,A31+1,"")

もし、（C1セル）年（E1セル）月29日が存在すれば、A31に1日足した29日を表示し、29日がなければ空白（ “” ）にしてね、という意味です。

同様に、
30日のセルには、=IF(DAY(DATE($C$1,$E$1,30))=30,A32+1,””)
31日のセルには、=IF(DAY(DATE($C$1,$E$1,31))=31,A33+1,””) を入力します。

これで、31日まで表示設定完了です。

（3）曜日 を作成

①曜日表示は、TEXT関数を使います。

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B4セルに、=TEXT(A4,”aaa”)と入力して[Enter]を押すと、土と表示されます。
ちなみに、=TEXT(A4,”(aaa)”)と入力すると、(土)と表示されます。

②土 と表示されたB4セル右下に、マウスを持っていき、＋に変わったら、ダブルクリックします。

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31日まで、コピーされます。

③土曜日、日曜日に色が付くように設定します。「条件付き書式」を使います。

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B4～B34を選択後、条件付き書式→セルの強調表示ルール→文字列の順にクリックします。

次に開く設定ウィンドウ

文字列設定は、土　を入力し、書式設定は、ユーザー設定の書式…を選択して、セルの書式設定→「塗りつぶし」タブから、好きな色を選択し、OKをクリックします。

同様に、日曜日も設定します。

（4）好きなように体裁を整える

用途に合わせて、体裁を整えましょう。

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今回は、できるだけ簡単な関数と設定で、年と月を変更するだけで更新できる日程表作成を目指しました。

ここまでくるのに、少し大変だと思った箇所もあったかもしれませんが、1回作成してしまえば、あとはシートをコピーするなどして、使用できますね。

自分が使いやすいようなオリジナルスケジュール表を、ぜひ作成してみてくださいね。