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【キャリアコンサルタント】キャリアコンサルタントが活躍する未来
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キャリアコンサルタント
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資格取得対策
こんな方に読んでほしい
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キャリアコンサルタントを目指す人
記事から得られること
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国家試験合格に向けた最終点検
”柏手の響き ひときわ高し 受験生”
”受験生 この学舎出れば さあキャリコン”
いよいよ国家試験がスタートします。
最高の状態で挑戦してください。
だいぶ寒くなってきていますので、風邪などひかないように体調管理をしっかりと。
講座での皆さんとの出会いは「偶然の出来事」でした。
ご自身のキャリア形成に取り込めるように出来る限りのサポートをしてきました。
いよいよ伸び代を発揮する時になりましたので、試験に向けて学んだことを振り返ってみましょう。
ロールプレイの中で一番大切なことは、
相談者の話をよく聴いて、言葉と気持ちで理解することです。
ちゃんと理解することが大切です。
合格対策として、これまでの練習の中で、ロールプレイの望ましい進め方、必要なスキルを学習してきました。
15分間を4ステップ(①来談目的の確認、②気持ち・考えの確認、③主訴の共有、④問題解決の第一歩)に分割しました。
改めてそれぞれのステップにある重要ポイントを確認しましょう。
◆ステップ①『相談内容・背景の確認』
来談目的(=なぜ相談に来たのか)を尋ね、伝え返しにより確認したうえで、相談者の問題に関わる基本情報(=問題の背景)を確認する。
◆ステップ②『気持ち・考えの確認』
相談者の気持ちおよび考えを尋ね、特に気になった気持ちや感情を示す文言(=キーワード)を具体化する中で、相談者が最も訴えたい問題を把握し具体化・明確化する。
◆ステップ③『問題の見立て(主訴の共有)』
ステップ②で相談者が把握した問題点を相談者に伝え、合っているかどうかを確認(=許可取り)する。これにより相互の間で「何を解決するべきか」についての共通認識ができたことになる。
◆ステップ④『問題解決の第一歩』
相談者の特徴や経験に対するネガポジやⅠメッセージを駆使し、問題解決につながる相談者の自己理解の深化や気付き・発見を促す。
思いや考えを言葉にするのは難しく、相手に伝えることは難しいものです。
しかし、自ら探し当てた言葉を用いての対話によって自己理解が深まり、キャリアの方向性や職業人生設計が明確になることがあります。
目の前の相談者の言葉、表情、しぐさなどを、積極的に傾聴して、困っていることの本質を理解しようとする姿勢で臨めば、問題が把握でき、それを共有することで具体的な展開が可能になります。
このようなキャリアコンサルティングを実施して、「合格」をつかみ取ってください。
本日、私ができることをしてきました。
みなさんが合格できるよう、福徳神社に出向いて合格祈願をしてきました。
ご利益があるお守りも買ってきました。
「芽吹き 勝守」:仕事の成功、受験合格に。
面接試験が終わるまで、心を落ち着けて平穏を保ちましょう。
そして、最後まで粘ってやり切ってください。応援しています。
参考文献・URL
(厚生労働省)(2) 人生後半戦のライフ・キャリアシート(在職者用)
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11800000-Shokugyounouryokukaihatsukyoku/0000199634.pdf
鈴木 嘉顕
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キャリアコンサルタント
担当
所属
キャリアコンサルタント(キャリアプロフェッショナル)、日本語教師 ヒューマンアカデミーではキャリコン学務長として国家試験合格対策を担当、圧倒的合格率を誇りこれまで2000名近い合格者を送り出している。長年にわたる教育機関や大手エネルギー企業で幅広い職種とマネジメントを実践し教育研究と経営に携わる。人材育成・実践知識活用の活動や大学での講義・執筆活動を展開、企業と大学の経験力と強みをいかしたプロフェッショナルとして年間約1000人の相談業務を通じた対人支援や面接トレーニングの実績も多い。企業・大学・学生間の「正のスパイラル」を理想とした就職活動の実現を目指している。そのほか外国人の雇用コンサルティングにも積極的。
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