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【就転職】面接に自信が持てる!視点を変えた応募先との「接点探し」
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就職を考えた時に、何から始めようか?就活て具体的にどうすれば良いのか?
実は、これらの悩みは私が受ける相談の中で比較的に多いものです。
今、インターネットからあふれる程の就活の情報を得ることができます。
その弊害として、返って何から始めるのが良いのかわからなくなっている方が多い印象を持っています。
この記事では、少しでも皆さんが自信を持って就活ができるようにちょっとしたアドバイスを書きたいと思います。
前回は、応募先との接点の重要性を述べさせて頂きました。
その上で、皆さんには宿題として以下の内容を書かせて頂きました。
それは
応募先との接点があまり無い業界、職種で働いていた時に、どうすれば良いのかです。
皆さんは、この宿題についてどのような回答をお考えになったでしょうか。
例えば下記のように考えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
・事実をそのまま書くしか無い。
→確かにその一面はありますがもう少し工夫が欲しいところです。
・複数の経歴が有る時は、接点がない経歴は印象が良くない可能性があるので書かないようにする。
→してはいけない行為です。経歴詐称の可能性があるだけではなく、面接がぎこちないものになりがちです。
・10年前には、少し似た業務をしたことがあるので、その内容を誇張して書く。
→実際に経験しているので書くことは問題ないですが、誇張して書くことで、面接で追求された時に大変になってしまう可能性があります。
上記3つの中でしたら、一番最初の考えがまだ承認できる内容です。
ただ、コメントしたようにもう少し工夫してほしいのです。どんな工夫でしょうか。
それは、下記考え方です。
応募先に近い職種の経験>応募業界に近い経験>求められる仕事内容として近い経験>求められる人としてのあり方
接点として一番価値が有るのが、当然ながら応募先に近い職種の経験です。
これは一番強力です。
次に強力なのは、応募業界での経験です。職種が違ったとしても、業界経験があるのは採用担当者として評価を高くすることでしょう。
では、前回の例を思い出してください。
日本語教育という業界の日本語教師という職種に応募されるトラックドライバーのお話でしたよね。
職種も業界も接点が見いだせない方のお話でした。
この場合は、次に価値がある接点に視点を移して頂きたいのです。
つまり、「求められる仕事内容として近い経験>求められる人としてのあり方」の2つの視点です。
これに基づいて経歴と応募業界(職種)との接点を見てみたら何かしら見えてくるものはないでしょうか。
例えば、日本語教師は教員ですから、時間厳守の仕事であることは想像ができることだと思います。
教員は、遅刻した生徒に注意する立場ですから、ご自身がたまにではあるが遅刻する方だと生徒に対して説得力がでません。
その点、今回例に出させて頂いているドライバーの方は、20年間も凍結を除き遅れた事はないという実績をお持ちの方でした。
どうでしょうか、この点に関しては明らかに日本語教師に適正のある一面をこのドライバーの方がお持ちであることが表現できそうですね。
このように、直接的な接点が見つけにくい場合は、応募職種に求められる仕事内容をイメージ(想定)して頂き、共通点を探してみてください。
それでも、見つからない場合は、「求められる人としてのあり方」に視点を移してみましょう。
例を挙げるとすれば、基本姿勢として一人で仕事を完結させる能力などがあります。
ドライバーの方の例で言うと、「基本的に荷積み、荷下ろし、全て一人で行いました」にあたります。
どうでしょうか、視点を移すとそれらしき接点が見えてきますよね。
でも、そんな事を言ったら、なんでも接点になってしまうじゃないのか?
そう疑問を持って頂いた方もいらっしゃると思います。
そうなんです、その感覚が大事なんです。
どんなに違うお仕事をしていても、必ず関連するご経験は皆さん積んでいるのです。
このことに自信をを少しでもお持ちいただくだけで、面接にかなり良い効果が見込めます。
ぜひ、この接点探しを実践してみてください。
就活の一つの面は、応募先との接点探しだと私は思っています。
大変な作業ですがこれがある程度できるようになると、面接でも絶大な効果が見込めます。
笹田 裕彦
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キャリアコンサルタント
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就職関連
担当
新宿南口校
所属
大学卒業後、精密メーカーにて営業として18年間従事いたしました。その後、ヒューマンアカデミーにキャリアコンサルタントとして転職いたしました。 キャリアコンサルタントとして12年間勤務し、約6000名の方々の就職転職に関わってきております。
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