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【就転職】志望動機と自己PRの違いを整理しよう
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就職を考えた時に、何から始めようか?就活て具体的にどうすれば良いのか?
実は、これらの悩みは私が受ける相談の中で比較的に多いものです。
今、インターネットからあふれる程の就活の情報を得ることができます。
その弊害として、返って何から始めるのが良いのかわからなくなっている方が多い印象を持っています。
この記事では、少しでも皆さんが自信を持って就活ができるようにちょっとしたアドバイスを書きたいと思います。
前回、志望動機に入らせて頂きますとお伝えしました。
申し訳ございません。
具体的な書き方に入る前に、みなさんが陥るよくある間違いを解説して、どの様に今後考えれば良いのかお伝えすることをさせてください。
それは、この内容を読んでいただくことにより、皆さんの迷いが少なくなり、今後よりスムーズに志望動機が書けるようになると考えたからです。
短めの内容ですが、とても重要なので理解していただけると嬉しいです。
みなさんが良くやってしまう間違いそれは。。。。。。
志望動機 = 自己PR になってしまうことです。
このミスが本当に多いのです。
なぜ、そんなことが起きてしまうのでしょうか。
それは、みなさんが、自己PR、志望動機それぞれの書く目的を本当に理解していないことにあります。
今一度、思い出してください。
自己PRを書く目的は何だったでしょうか?
そう、「マッチング」でしたね。
応募先と、みなさんがどの点(接点)で一番繋がっているのか書くのでしたよね。
先ず、ここをしっかりと押さえてください。
これを、人で例えるならば、「あなたと、私は言葉よりすぐに行動するところが一番合っているよね!」みたいな感じです。
企業で言うならば、あなたがインターネット情報などから、応募企業は積極的に自ら考え行動する人物を求めていることを掴んだとしましょう。
そこで、あなたがご自分の職歴から、過去に自ら提案し業務改善した実績のことを認識しているのならば、下記のような自己PRの書き出しが可能となります。
「自ら考え、行動することに自信があります。なぜならば、前職では商品管理の方法について新たなシステムを導入することを提案し。。。」
この様に、自己PRの存在は、応募先との「マッチング」を書くことにあります。
それでは、志望動機を書くことの目的は何だったでしょうか?
それは。。。。。。。
「長く働く意志があることを伝える」でしたよね!
企業などが、人を採用する時に、重要視する要素が「この人は自分のところで長く働いてくれそうかどうなのか」なのです。
採用したあとに、どんなに即戦力に近い人でも、しばらくは教えることのほうが多く戦力になりません。
職種や、今までその人がどの様な仕事を経験してきたかにもよりますが、転職した方が新しい環境に慣れるには1年から3年かかります。
その間、企業はお給与などの形で皆さんに投資を続けることになります。
なので、できるだけ長く働いてくれる可能性が高い方を優先的に採用するのです。
そのもっとも分かりやすいのが、経験者を優遇する採用の傾向です。
経験者ならば、新しい仕事(職種)に慣れないので退職するリスクはかなり低くなります。
これは企業にとって大きなメリットなのです。
でも、皆さんは基本的に職種、業界未経験です。
そんな皆さんが分かりやすく応募先に、ご自分が長く働く可能性が高いことを論理的に伝えることができるツール、それが志望動機なのです。
今回は短いですが、重要な部分である、自己PRと志望動機の違いについて解説させて頂きました。
次回は、具体的に志望動機の書き方を解説します。ぜひ楽しみにしてください。
参考資料
受講生向け就職情報サイト『Career Connect』
全国の求人情報を掲載しています。
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詳しくはこちら>>>https://hacc.athuman.com/
笹田 裕彦
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キャリアコンサルタント
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就職関連
担当
新宿南口校
所属
大学卒業後、精密メーカーにて営業として18年間従事いたしました。その後、ヒューマンアカデミーにキャリアコンサルタントとして転職いたしました。 キャリアコンサルタントとして12年間勤務し、約6000名の方々の就職転職に関わってきております。
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