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【就転職】企業と自分を「マッチング」させる自己PRの書き方
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就職を考えた時に、何から始めようか?就活て具体的にどうすれば良いのか?
実は、これらの悩みは私が受ける相談の中で比較的に多いものです。
今、インターネットからあふれる程の就活の情報を得ることができます。
その弊害として、返って何から始めるのが良いのかわからなくなっている方が多い印象を持っています。
この記事では、少しでも皆さんが自信を持って就活ができるようにちょっとしたアドバイスを書きたいと思います。
前回までのお話はいかがだったでしょうか。
いかに接点が、就活に必要な存在であるのか少しでも伝わっていれば嬉しいです。
今回からは、お待たせしました!
接点の王様である「自己PR」についてお話したいと思います。
皆さんは、自己PRと聞かれてどんな印象を持つでしょうか?
私が、皆さんからよくお聞きするのは、こんな内容です。
・他人より優れたところなんて無いから書けない。
・特別な能力は無いから書けない。
・志望動機と一緒の内容になるのですが問題ないですか?
概ねこの3つにだいたい集約されるのではないでしょうか。
そう、日本人は自己PRが苦手なんです。
でも、その苦手な自己PRをしっかり書くと、得意先との最大の接点となり、皆さんの採用への道が大きく開けるとしたらどうでしょうか?
これは、取り組まない手はないですね!
先ず、皆さんには、就活における自己PRを理解することから初めて頂きたいのです。
皆さんにとって自己PRとは何でしょうか。
多くの方が、先程のように認識されているのではないでしょうか。
つまり、自己PR=優れている能力を書くこと
この理解は、すべてが間違ってはいるわけではありません。
しかし、この考え方の欠点は、「優れている能力」の部分にあります。
皆さんは、こうも考えていないでしょうか。
「他人より」+「優れている能力を書く」
そう、他人より優れている能力を書くことが自己PRと思っていないでしょうか?
今日から、この考え方は押し入れにしまってください。
少なくとも、「他人より」の部分はしまってしまいましょう。
ついでに「優れている能力」ではなく、「自分の中で優位性がある能力」に修正してください。
自己PR=自分の中で優位性がある能力
どうでしょうか、かなり話しやすくなったのではないでしょうか。
次にすることは、「自己PRを書く目的を設定する」です。
「?」の方も多いと思いますが、説明するので安心してください。
皆さんは、何の為に自己PRを書きますか?
書くことで達成できるゴールは設定で来ているでしょうか。
単に、「自分の中で優位性がある能力」を書くことでは、効果は半減してしまいます。
度々、例に出している日本語教師志望のトラックドライバーの方を例にしてみましょう。
この方は、ご自分一人で荷の積み下ろしをしています。
そこで、自分の優位性は腕力だと考え、自己PRにそれを書いたらどうでしょうか?
「腕力」は、トラックドライバーではとても貴重な優位性ですが、日本語教師では優位性としては、認められないでしょう。
代わりに、「納期厳守」の優位性をアピールするのはどうでしょうか。
日本語教師に求められる資質の中には、時間以内に事業を終わらせる能力があります。
これと、「納期厳守」の優位性は、100%イコールではありませんが、関連スキルとして認められるのではないでしょうか。
つまり自己PRの目的それは。。。。。。。。
ずばり「マッチング」なのです!!!
くだけた表現で表すとこうです。
「私と、御社は〇〇の点で気が合います(マッチングしています)」
自己PRは、応募企業とあなたとが一番相性が良いところ書く為に存在しているのです。
応募企業に対するとても強力な接着剤となる存在それが自己PRなのです!!!!
今回の内容で、皆さんの自己PRに対する見方が少しでも変わればと願っています。
皆さんの見方が変わることで自己PRはとても強力な武器となることでしょう。
笹田 裕彦
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キャリアコンサルタント
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就職関連
担当
新宿南口校
所属
大学卒業後、精密メーカーにて営業として18年間従事いたしました。その後、ヒューマンアカデミーにキャリアコンサルタントとして転職いたしました。 キャリアコンサルタントとして12年間勤務し、約6000名の方々の就職転職に関わってきております。
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