就職を考えた時に、何から始めようか？就活て具体的にどうすれば良いのか？
実は、これらの悩みは私が受ける相談の中で比較的に多いものです。
今、インターネットからあふれる程の就活の情報を得ることができます。
その弊害として、返って何から始めるのが良いのかわからなくなっている方が多い印象を持っています。

この記事では、少しでも皆さんが自信を持って就活ができるようにちょっとしたアドバイスを書きたいと思います。

今まで、皆さんには就活をする為の以下の３つの重要性を説明してきました。
１写真を撮る重要性
２相手に興味関心を持つ重要性
３行動に移す重要性

今回は、「職歴の中の業務内容を書く重要性」を２回にわたって説明したいと思います。

皆さんに、質問です。
採用する側にとって、皆さんの価値は何でしょうか？

「え？それは相手が決めることだから自分では分からないよ。。」

そうですね、実際のところは採用してくださった担当者に聞いてみないと分からないと私も思います。
ただ、一般的なところで言うと、皆さんの価値は今までご自分が経験した中、つまり「職歴」にあります。
この辺りのことを今回は説明させて頂き、具体的にどうすれば良いのか２回めに書かせて頂きます。

尚、この記事を読まれる方の多くは、社会人経験者だと思いますので、社会人経験者向けに書かせて頂きます。

採用側が皆さんを選考する時は、皆さんから送られた書類のどこに注目しているでしょうか。
それについては、様々なポイントがあります。

・写真
・資格
・学歴
・年齢
・住所
・志望動機
・自己PR

全てが重要ですし、意味があります。

ただ、一つ際立つ存在があります。
それは。。。。。
「職歴」です。

信じられませんか？

これには、明確な裏付けがあります。
「職歴」が一番重要視される理由の裏付けは、応募書類の内容に答えがあります。

応募書類の中身は「履歴書」と「職務経歴書」です。

この職務経歴書は、履歴書では表現できない皆さんの「職歴の詳細」を書いてもらうものです。
そして、ほとんどの採用担当者は、履歴書以上に「職務経歴書」の内容を重視します。

これには、理由があります。

採用側からすると、人を採用をすることは、最大の投資であり、失敗が本来許されません。特に日本では、アルバイトから採用するにしても、一旦採用すると簡単に会社から解雇できません。
その様な事情があるので、企業側は、応募者がすぐに辞めない理由を探します。
重要な裏付け資料となるのが「職歴」＝「職務経歴書」となります。

この時に重要なポイントがあります。

先程の文章を思い出してください。
企業は、皆さんの職歴の中から何を探していたでしょうか。
それは、「応募者がすぐに辞めない理由」を探しているのです。
これをポジティブな言葉に変換するのでしたら、「企業にとって役に立つ理由」を探しているのです。

わかりやすく書くと、下記のようになります。

企業に役立つ経験　＝　長く働くことが可能な人材。　

なぜ、この様な構造になるかというと、一般的に経験があることは、またお願いしてもできることが多いからです。
意外と単純なところに理由があるのです。

でも、実際私が皆さんに見せて頂く多くの職務経歴書の内容の多くは単に今までされてきた仕事の羅列です。

多くの皆さんが、「職務経歴書」を面倒なもの、できたら書きたくないものにしています。

それは、とても、もったいないことなのです。

なぜなら、先程も説明した様に、多くの企業は皆さんの職歴から「企業に役に立つ理由」を見つけ出すのです。
面接は、その確認が主な役目なのです。

職務経歴書は、しっかりと考えて書くことによって、その内容自体が、自己PR書の効力を発揮する存在なのです。

企業に「お、全く関係無い業界の人だが、業務内容を見ると、自社で必要としている経験をいくつかしているじゃないか！」
この様に思ってい頂ければ内定獲得の確率は高くなります。

その様な、重要な書類である「職務経歴書」これについて、具体的にどの様に書くことが有効なのか、次回説明させて頂きます。