前回は「WordPressとは？」のような話から、最後はローカル環境の作り方まで紹介しました。

今回はテーマの使い方やオリジナルテーマの用意の仕方の内容になります。
続きものなので前回の記事を読んでいない方は最初に前の記事を読んでください。
前回の記事は　＞＞　こちら　＜＜

LocalでインストールしたWordPressについて（前回の続き）

・英語版から日本語版に変更しましょう

前回紹介したLocalというソフトは数ステップでローカル環境にWordPressをインストールしてくれる素敵なソフトです。
講座で使用するXAMPやMAMPより圧倒的にわかりやすいと思います。

ただインストールしたWordPressが英語版になっていると思いますのでまずは日本語版に変更しましょう。

手順１
　ダッシュボード画面のSettingsからGeneralをクリックします。

手順２
　Site Languageを日本語に、TimezoneをTokyoに変更しましょう。

手順３
　一番下までスクロールしてSaveChangesの青いボタンをクリックします。

これでWordPressの日本語化が完了しました。

・インストールした場所の確認

インストールしたWordPressが自分のPCのどこにあるのか確認しておきましょう。

Macの方は、ユーザー > 自分の名前 > Local Sites > インストールしたWordPressのタイトル名のフォルダ

Windowsの方は、PC > ローカルディスク（C）> ユーザー > 自分の名前 > Local Sites>インストールしたWordPressのタイトル名のフォルダ

にあります。

自分のPCのどこに何があるかは常に確認しておきましょう。
ファイル管理についての『過去記事』も参考にしてください。
　　┗【Web】ファイルの保存・整理整頓術

ダッシュボード（管理画面）の確認

・初期状態で編集可能な投稿/メディア/固定ページ

ダッシュボードでまずは投稿/メディア/固定ページを確認しておきましょう。

投稿は時系列で表示されます。
初期設定では新しい投稿ほど目立つ位置に表示されます。古い記事になればなるほど目立たなくなります。

投稿から作ったページはシングルページと呼びます。

メディアは画像や動画などをアップロードする場所になります。
メディアにアップロードした画像は投稿や固定ページで使用できます。

固定ページは時系列ではない常に表示しておきたいようなページに使用します。
例えば、会社概要やお問い合わせフォームなどです。

作りたいホームページの構成を考えて、
どのページを固定ページにするのか？シングルページにするのか？考えましょう。

・ブログではなく、企業サイトの場合の構成

WordPressはブログと企業サイトでは構成が変わってきます。

一般的にブログではトップページに記事一覧のコンテンツがありますが、企業サイトでは記事一覧（お知らせ一覧）はトップページではなく別ページのコンテンツとなります。

もちろんトップページに最新記事を数件表示することも可能です。

このような形にしたい場合は、最初に固定ページを２ページ作ります。
１つはトップページ、もうひとつは記事一覧ページです。

ページの中身は空のままでいいので、タイトルだけ付けて公開ボタンを押してください。

ダッシュボードに戻り、固定ページ→固定ページ一覧をクリックしてください。

上図のようになっていると思います。

次に、設定→表示設定をクリックします。

ホームページの表示の項目が最新の投稿が選ばれていますが、固定ページに変更します。
その下のホームページの選択からトップページを投稿ページの選択からお知らせ一覧を選びます。

変更したら下の変更を保存をクリックしてください。
以上でホームページの構成が変わりました。

実際にこの２つのホームページの表示方法を切り替えて確認してみると
違いがわかると思います。

・テーマの変更

ダッシュボードの外観→テーマをクリックしてください。
最新のWordPressのテーマTwenty Twenty-Fourが選択されていると思います。

新しいテーマを追加のボタンがあります。ここから追加するテーマはWordPress公認なので無料です。安心してダウンロードしてください。

また選んだテーマによってカスタマイズできることが変わります。
色々なテーマを試してみてください。

最もシンプルなテーマを作ってみよう！
最後に最もシンプルなテーマを作って終わりたいと思います。

インストールしたWordPressのフォルダの中を開きます。
ここがテーマファイルの保存場所になります。

この場所に半角英数字でフォルダを作りましょう。※見本はmythemeとしました。
さらにその中に中身は空でいいので、「index.php」と「style.css」を作って入れましょう。

さあ、完成です。ダッシュボードの外観を見てみましょう。
今入れたテーマの名前が表示されていると思います。

そのテーマを有効化してみましょう。有効化したらサイトを表示してみましょう。

真っ白なホームページが表示されますね。

有効化したテーマフォルダ内のテーマファイル（index.phpとstyle.css）に何も記述していないので当然です。

でもここから始めていけばオリジナルテーマを作っていくことができます。
次回をお楽しみに！

参考①：

　https://localwp.com/

参考②：

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ポートフォリオ・デザインワークスのススメ

ある程度、Adobeソフトの基本操作ができるようになった受講生からのお声です。

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　本制度の利用にあたっては必ず事前に校舎スタッフまでご相談ください。