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【ネイル】意外と知られていないサロンのお役立ちメニュー
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「ネイルサロン」というと爪を飾る施術のみと思われがちですが、爪の補修というメニューもあり、困った時のお役立ち情報として知っていただきたい
『爪のお修理』と聞いて、「何それ?」と思われる方が多いと思いますが、
実はネイルサロンには、「ネイルリペア」といって爪を補修するメニューがあるんです。
今回は、あまり知られていないネイルサロンのお役立ちメニューをご紹介します。
★ネイルリペアとは
指先を何かにぶつけてしまったり、引っかかった拍子に爪先が欠けたり、
横から亀裂が入った経験はありませんか?
ちょっと欠けるだけでも、衣類やタオルなどにひっかかったり、
ちょっと亀裂が入るだけでも髪の毛がひっかかったり、
そんなストレスを経験された方は多いのではないでしょうか。
爪を短く切ってやすりなどで整える事ができればいいのですが、切るに切れないところに亀裂が入ると困りもの。
引っかからないように絆創膏を貼ったりしてしのごうとしても、
絆創膏はすぐにめくれたり汚れたりするので、しょっちゅう貼り替えないとないといけないですし、貼らないで生活していると、どんどん亀裂が大きくなり、痛みを感じるくらいひどい状態になってしまうこともあります。
そんな時に利用してもらいたいのが、爪のお修理「ネイルリペア」です。
亀裂を爪用の接着剤でふさぎ、爪の表面を人工爪の材料で補強します。
状態によって、シルクの繊維を使うこともありますし、人工爪の材料も、レジンやジェル、アクリルの中からダメージの状態や状況により使い分けます。
★ネイルリペアの実例
実例の画像をご覧下さい。
リペア前の状態
利き手の親指に横から5ミリ以上の亀裂が入ってしまったリペア前の画像です。
特に利き手の親指が満足に使えないと大変不便です。
リペア後の状態
亀裂をグルーでふさぎ、アクリルで補強したリペア後の画像です。
亀裂がふさがり、見た目もこんなにきれいに。
これで普通の生活ができるようになります。
このように爪のお修理をする施術が「ネイルリペア」です。
★トラブル予防のリペア
ただ、こういったトラブル対処だけでなく、
トラブル予防のためにリペアをする方もいらっしゃいます。
特に爪のダメージがパフォーマンスに影響するのがスポーツ選手。
野球の投手は爪が割れると投球スピードに影響が出るので割れないように常に補強している方も多いです。
野球以外にも、握る、掴む動きをするスポーツ選手にとって爪にダメージがあると、力がだせなくなるため常に補強している方が多いのです。
その他、私がサロンワークで担当したお客様の中には、ギターリストの方もいらっしゃいました。
アコースティックギターの弦を押える際に爪がいつも同じ長さ、同じ形を保ちたいのでと
定期的にサロンに通ってこられました。
また、両手の爪のうち数本、爪が少し伸びると先端から裂けるように割れてしまう方も結構いらっしゃり、そういった方も1ヶ月に約1回のペースで「リペア」に通われたりと、定期的に「リペア」を目的にネイルサロンを利用される方が結構いらっしゃいます。
ネイルサロンはおしゃれだけでなく、困ったときのお役立ちメニューもありますので、ぜひご活用ください。
ただし、すべてのサロンでリペアメニューに対応しているとは限りませんので、ご確認の上ご予約お願いします。
中島 由美子
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ネイル
担当
天王寺校
所属
NPO法人日本ネイリスト協会常任本部認定講師、講師歴23年。 2011年よりヒューマンアカデミー天王寺校にてネイリスト養成講座、認定講師養成講座を担当する他、大阪樟蔭女子大学にて 非常勤講師としてネイル講座を担当。
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