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【心理学】大人の脳でも 効果的な覚え方

  • 心理

記事のカテゴリー

こんな方に読んでほしい

  • 学習したことを覚えることが苦手な方へ

記事から得られること

  • 学んだことを楽しく覚えることができるようになる

前回のコラムにて、
あなたの頭は、年齢を重ねるごとにどんどん良くなっています。という内容を配信しました。

私たちの脳は覚えられるスピードは子供ころのようには早くありませんが、
記憶の蓄積量や理解力はどんどん成長し続けています。

私たち大人の脳は、子供のころのようなスピードで新しいことを覚えることはできません。
しかしあくまで子供のころのようにはであって、覚えることが全くできないわけではありません。
子供のころのようにただ覚えようとしてもうまくいきません。

大人の脳でもうまく活用するには、覚え方を工夫する必要があります。
逆に前回取り上げた「結晶性能力」は少しずつでも新しいことを取り入れ
蓄積する努力を続けることでどんどん伸びていきます。

では、どのようにして覚えるのが効果的なのでしょうか?

①情報を関連付けて覚える

人の名前を覚えるのが苦手な人って多いですよね。
かくいう僕も苦手なのですが…そもそも固有名詞は覚えにくいものです。

こういう場合は名前に何か他の情報を関連付けることで覚えやすくなります。
「大川さん」は覚えにくいですが、「目が大きい大川さん」は覚えやすいですよね。
これにストーリーなどが関連づくともっと覚えやすくなります。
「いい国(1192)作ろう、鎌倉幕府」がいい例ですね。
※実は鎌倉幕府の成立は1185(いい箱)年らしいですが(笑)

②人間関係で覚える

人の名前を覚えるときに、自分の既存の人間関係を使って覚えるのも効果的です。
「あ、親戚の〇〇と同じ名前だ!」というだけで
一度で覚えてしまったことがある方も多いのではないでしょうか。

あるいは「友達の〇〇に顔が似てる△△さん」という覚え方も効果的です。

③イメージを使って覚える

例えば「山川さん」なら雄大な山とそこに流れる美しい川をイメージして、一緒に覚えます。

あるいは、感情を伴って覚えるとより効果的です。
鎌倉幕府なら、「すごいな!初めて日本に幕府ができた!画期的だな~!」という風に
感情が伴うことで、私たちの海馬は鎌倉幕府を大切な記憶と判断し、よく覚えてくれるようになります。

こうして自身の経験や知識、感情と新しい記憶を結びつけることで
格段に覚えることがうまくなります。

また、記憶を定着させるにはアウトプットも重要です。
学んだことは同じクラスの仲間、講師の先生、スタッフに是非共有してくださいね!

勉強したり、試験対策をしたりするには、どうしても覚える作業が必要ですよね。
今回紹介したことを活用して、是非楽しく学習を進めてみてください。

関 一真

  • 心理

担当

京都四条烏山校

所属

NLP™トレーナー、心理カウンセラー2015年より京都校、大阪梅田校にて心理学系講座を担当。優秀講師賞受賞。個人で心理カウンセラー、占い師としてクライエント様に相談援助を行う。日本語教師資格保有(日本語教育能力検定試験合格)

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