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【日本語・office】時間をかけずにPowerPointでフラッシュカードを作る!
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時間をかけずにできる限り簡単な作成方法
オンラインで教える時などに、
フラッシュカードをPowerPointでやりたいけれど、どうすればいいのかな?
との質問をいただきました。
時間をかけずに作成する方法を紹介します。
今回は、漢字の練習用フラッシュカードを作成します。
▼このような感じのフラッシュカードPowerPoint版を作成します▼
この作成手順で取りかかります!
①漢字ページとひらがなページを作成
フォント・文字大きさ・配置変更
②レイアウト名変更
※入力内容を準備しておくと便利
漢字ページ・ひらがなページに変更
「ピールオフ」に設定後、
『すべてに適用』を忘れずに!
(1)スライドマスターを設定する
スライドマスターとは、フォントや文字の大きさ、配置や色などを決めておき、流用できるよう保存できる、テンプレートのようなものです。
※PowerPointでいう「テンプレート」とは、また別のものです
ここで、漢字ページとひらがなページの設定を決めます。
1.「表示」タブをクリック⇒スライドマスターをクリックします。
2.一番上から2番目のレイアウトに設定していきます
3.「マスタータイトルの書式設定」と表示されているテキストボックス以外を、全て『Delete』キーで削除する。
4.「マスタータイトルの書式設定」と表示されているテキストボックスに 漢字 と入力する。 入力後、フォントを「UDデジタル教科書体 NP-B」などの太い教科書体にし、大きさを200ptにする。
5.テキストボックスを、スライド上最大限の大きさに広げて、
①「ホーム」タブ⇒「文字の配置」で上下中央にする
②中央揃えにする
すると、こうなります。
6.ひらがな用のレイアウトも作成するのですが、この「漢字」レイアウトを複製します
①サムネイルの「漢字」レイアウト上でクリックし、コピー ※『Ctrl』+ C が便利です
②下のレイアウトとの間をクリックし(オレンジ色のラインが出たらOK)、
ペースト(貼り付け) ※『Ctrl』+ V が便利です
7.複製したレイアウトを「ひらがな(よみかた)」用に変更します
「漢字」と入力されているものを「ひらがな」に変更し、大きさを130ptにします。
8.「レイアウト名」を変更します
後々の作業が分かりやすくなるよう、レイアウト名を変更します。
サムネイルのレイアウト上で右クリックし、「レイアウト名の変更」をクリックして、分かりやすい名前にします。
「漢字」は漢字という名前、「ひらがな」はひらがなにします。(分かりやすければ、他の名前でもOKです)
9.マスター表示を閉じます
10.アウトライン表示にします
※「表示」タブ⇒「アウトライン表示」
11.サムネイル部分に、漢字⇒ひらがな(よみかた)を入力していきます
この時、「Enter」キーを使うと、次のスライドに入力できるので、
スライドに直接入力するより、サムネイル部分に入力するほうが楽だと思います。
12.全て入力後、表示を「標準」にします
※「表示」タブ⇒「標準」
13.サムネイル上で、漢字のスライドだけを選択し、レイアウト「漢字」を適用する
①漢字のスライドを、『Ctrl』キーを押しながらクリックして選択する
②「ホーム」タブ⇒「レイアウト」の中にある、作成したレイアウト「漢字」をクリックする
漢字を入力したスライドが、まとめて同じ設定に変わりました。
14.サムネイル上で、ひらがなのスライドだけを選択し、レイアウト「ひらがな」を適用する
13と同様に、ひらがなのスライドだけを選択し、レイアウト「ひらがな」をクリックして、設定を統一します。
15.「画面切り替え」タブ⇒切り替え効果の中にある「ピールオフ」をクリックする
※「ピールオフ」をクリック後、同じ「画面切り替え」タブの右側にある『すべてに適用』を忘れずにクリックします。
これで設定は完了です。
スライドショーを開始して、動作を確認しましょう。
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井谷 年江
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PC
担当
浜松校
所属
米国留学から帰国後、広告代理店に勤務し、企画制作の仕事に従事。その後、印刷関係会社で、DTPやWEBデザインの職を経験。さまざまな「PC操作に困っている人」に出会い、なんとかしてあげたい気持ちを抱えていたら、いつの間にか講師という職に出会いました。日本語教師養成講座修了生でもあり、浜松校受講生さんのサポートもしています。
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